今すぐできるSEO対策!Google検索で上位表示するための7つのポイント

SEO対策

SEO対策という言葉も随分一般的になってきましたね。ご存じの通り、SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンへの最適化を指す言葉です。

検索エンジンというのは、インターネットで検索する際のサービスと思っていただければOKです。統計を見るとGoogle、Yahoo!、Bingが三大検索エンジンといえるでしょう。

現在、ここ日本ではGoogle 約72%、Bing 約15%、Yahoo! 約12%という比率にて検索エンジンが使用されています。

引用元: Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats

上記のグラフは2022年4月から過去12か月の統計となっています。以前は、Google、Yahoo!がワンツーでしたが、windowsがedgeを強引に推してきている関係もあり、2022年2月あたりからBingの比率が増えてきています。(edgeのデフォルト検索エンジンがBingのため)

とはいえ、Google、Yahoo!を合わせると約85%となっており、まだまだSEOとしてはGoogle対策が重要であることに変わりありません。Yahoo!検索においてもGoogleのエンジンが使用されていることは、かなり認知されている事実となっていますね。

上記のような理由があり、SEO対策といえばGoogle対策になっているわけです。では、Googleにおいてどんな対策が有効になってくるのでしょうか。

今回の記事では、今から実践できる対策を7つお伝えしていきます!

Googleの考えるユーザーの検索意図を調べる

これに関しては、記事を書く前の準備段階の考え方になります。ユーザーの検索意図とはなんでしょうか。最近ではインターネットを使う人が検索慣れしてきていますので、いきなりビッグキーワードで検索することが少なくなってきています。

例えば、パソコン修理を依頼したい人が業者を探すときに「パソコン修理」というキーワードだけで検索するのではなく、「パソコン修理 横浜」や「パソコン修理 早い」「パソコン修理 安い」など、自身が求めるものを検索ワードに含めて検索するようになっています。

このような複合キーワードにて、ユーザーはどんな答えを求めているのか、それを考えることが検索意図を考えるということです。

Googleはユーザーの検索意図をくみ取り、検索結果に反映させています。ですから書き手としては、検索意図を考え、それに答えるしっかりとした記事を書き上げれば上位表示がしやすくなるということです。 そのためには、頭に浮かんだことを書いていくだけではユーザーの検索意図を満たすことはできません。絶対に事前の調査が必要です。

あるキーワードで調べたときに、どんな記事が上位に来ているのかをしっかりと見ていくことは、Googleの求めている記事の傾向を知る一つの方法です。

キーワードをアピールする

ユーザーの検索意図を考え、それに答える記事を書くことが決まったということは、同時にキーワードが定まっている状態かと思います。

決めたキーワードはGoogleに対してアピールしていかなければなりません。つまり、タイトル、見出し、記事内などにちりばめていくわけです。

注意点としては自然な文体で行うということです。以前には背景色と同じ色の隠し文字でキーワードを大量に入れる手法が流行りました。今はブラックな手法ですし、そこまで露骨なキーワード対策をする人はいないと思いますが、それでもキーワードを増やそうとすると、文体が不自然になってしまうことがあると思います。

客観的に読んで、どうしても違和感がある文章であれば、無理してキーワードを入れることはしない方がGoogleには好まれます。その代わりに共起語を意識するなら、より自然な形でキーワード対策ができるでしょう。

共起語とは、目的のキーワードと一緒に使われることが多い、関連性の高いキーワードのことを指します。共起語を入れることで、Googleに対して関連のある話題であることをアピールできます。

自分で共起語を思い付くのは難しいと思いますので、例えば共起語ツールなどを利用して効率よく探すのがお勧めです。

キーワードや共起語は、記事全体のどこを見てもちりばめられているのが理想です。書き上げた記事をスクロールして、キーワードや共起語が少ないと思う部分があれば意識して書き直してみましょう。

入れられるE-A-Tは全て入れる

E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の3つの考え方で、Google的に、その記事がどの程度お勧めできるものかを判断する基準になっています。

例えば、何かの病気についての記事を書くのであれば、誰かよく分からない人が書いた記事よりも、その専門医が書いた記事が優遇されるということです。

最近では特に、YMYL(Your Money Your Life)といって、検索する人の金銭や生命に重大な影響を与える可能性がある情報については、専門の人や、肩書のある人の記事でないと上位表示できないように、Google側の基準もかなり厳しくなっています。

逆に言えば、何らかの専門分野があれば、それを打ち出すことで上位表示しやすくなるということです。整体、プログラミング、料理など何でも良いですが、これから書く記事が自分の専門分野なのであれば、是非記事の最後には執筆者として自身の肩書や経歴をアピールしてください。 また、そのサイトを運営するのが個人か法人かにかかわらず、運営者情報にもその専門性をしっかりと記載することは、すぐできるGoogleへのE-A-T対策の一つと言えます。

E-A-Tについてはこちらの記事でより詳細に説明しています。

タイトルにこだわる

記事タイトルは、Googleもユーザーも目にする非常に重要な部分です。具体的には検索結果に表示されるテキストであり、HTMLでいえば<title></title>というタグで囲まれるテキストのことですね。

タイトルの先頭には、記事を書くに際して決めたキーワードを入れ込みましょう。例えば、本記事のタイトルは「SEO対策とは?Google検索で上位表示するための7つのポイント」というものですが、「SEO対策」「Google」などをキーワードとして選定しているので、先頭に含めているわけです。

またユーザーに対しては、よりキャッチーでクリックされやすいものにしなければなりません。これには幾つか方法がありますが、「7つのポイント」など、具体的な数字を挙げたり、「初心者必見」「最新」「手順」「無料」など、ユーザーを無意識に惹きつけるキーワードを含めることができます。

自分自身が検索する際にも、客観的に今なぜクリックしたのかを考えるなら、タイトルを付ける上でのヒントになると思います。

タイトルの文字数は32文字以内が良いとされていますので、決められた文字数でキーワードを含めつつ、いかにキャッチーでクリックされるか、こだわって決めていきましょう。

ディスクリプションを絶対に忘れない

ディスクリプションとは、検索結果に表示される説明文のことです。タイトルの下に記載されているテキストのことですね。HTMLでいえば、<meta name=”description” content=”この部分にメタディスクリプションのテキストを書く”>という記述になります。

この部分、ページを作成する際にきちんと設定しないと、ただ単に記事内の冒頭の文章がそのまま掲載されることになります。意識しないと、設定するのを忘れることが多いかもしれません。

しかし、ディスクリプションもタイトルと同じく、Googleに対してもユーザーに対しても、非常に重要なパーツといえます。最近ではSEO効果としては薄いというような声も聞きますが、体感的にはディスクリプションにキーワードを入れることは、まだまだ効果があると感じています。

ですから、タイトルと同じく冒頭にはキーワード、そしてキャッチーなコピーも入れていきましょう。文字数は120文字以内が良いとされています。

良くあるミスが、サイトのトップページにはしっかり対策するものの、各記事ページのディスクリプションは何も設定していないというものです。 最近では、Googleはサイト単位で評価するのはもちろんのこと、よりページ単位でしっかりと評価する動きに変わってきています。トップページより、しっかりと作りこまれた下層ページの方が評価されることも多いわけです。それゆえ、各ページへの細かな設定が非常に重要になってきています。

メタディスクリプションについて、より具体的な作り方を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

Hタグを使いこなす

Hタグとは、見出しのことですね。まさに上の「Hタグを使いこなす」の部分はH2タグを使用しています。Hタグには「H1」「H2」「H3」「H4」などありますが、H1が大見出し、それ以降が中、小見出しと考えればOKです。

原則的にはH1は記事の冒頭に一つだけ使用します。そして、記事内でH2を使って見出しを付け、その中でさらに細分化して見出しを付けたいときにはH3を使用することになります。

この記事内ではH3は使用していませんが、テキスト量が1万文字を超えるような長文記事では、見出しが少ないとどうしても煩雑になります。そして、その煩雑さはGoogle的にも減点でしょうし、ユーザーとしてもだらだらと文字が続く記事になりますので、読む気がなくなってしまいます。 構成をしっかりするという意味合いでも非常に重要なタグとなりますので、しっかり入れるようにしていきましょう。

Hタグも奥が深いので別記事にてまとめてあります。

装飾も手を抜かない

記事の主役はもちろんテキストなわけですが、それを引き立たせるには装飾も必要不可欠です。文字の太さや文字色を変更したり、画像、吹き出しなどを使って、より読みやすい記事に仕上げていく必要があります。

これに関しても、上位表示できている記事を参考にすると良いでしょう。やはり、無意識的に読みやすいと思う記事には、装飾がふんだんに使われています。

トップ画像、目次、囲みなどが、どの位置で使用されているのか、書き手目線で記事を読み込むなら、Googleに好まれ、かつ読みやすい記事を作成することができます。 専門的な内容で記せば、離脱率が低くなることや、滞在時間が長くなるということになると思いますが、要は検索するユーザーに記事の内容を高く評価してもらい、読みやすさのあるページだと判断してもらえれば、Google的にも良いコンテンツだと認識してもらえるわけですね。

まとめ:Googleに好まれるSEO対策とは

一言で表すなら「ユーザーファースト」です。記事を書く際には、

  • Googleの考えるユーザーの検索意図を調べる
  • キーワードをアピールする
  • 入れられるE-A-Tは全て入れる
  • タイトルにこだわる
  • ディスクリプションを絶対に忘れない
  • Hタグを使いこなす
  • 装飾も手を抜かない

が、どれも重要です。内容を見てみると、これらはGoogle対策というよりは、ユーザー対策になっていることがわかるかと思います。

もちろん、まだまだテクニカル的なことも重要ですが、特にこの1、2年で新規記事が上位表示するためには、いかに検索するユーザーが求める内容となっているかが重要になってきています。 記事を書く際には、細部までこだわり、検索してくるユーザーに対して品質の高い記事を作成することが、SEO対策であり、Google対策になってきます。

質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!

SEO対策プロフェッショナル養成講座

WEB集客をインハウス運用(内製化)するための第一歩として、
SEO対策を学習していただくスクールを開催しております。

詳しく見る

関連記事一覧