効果抜群のタイトルの付け方を大公開【超実践SEO対策ノウハウ】
SEO対策のはじめと言っても過言ではないくらい重要なのが、今回の記事のテーマである「タイトルの付け方」です。なぜならば、Googleへの対策と同時に、実際に検索している人間の目に一番最初に触れる部分だからです。
特にSEO対策を意識してページを作成するには、タイトル、ディスクリプション、Hタグは最低限必要な設定となってきます。
今回の記事では、SEO対策のプロである佐竹が、タイトルの付け方と、合わせて効果的なディスクリプション、H1タグの付け方についてお伝えしていきます。
すぐに実践できる内容となっていますので、お客様に是非見てほしい!というサイトや記事があって、全くアクセスがないとか、反応がないという方は一緒に改善していきましょう。
目次
Title(タイトル)タグとは
Title(タイトル)タグとは、そのサイトやページの内容を示しているもので、検索エンジン(GoogleやBing)と、検索ユーザー(人間)の両方に、ここにはどんな事が書いてあるかを知らせる役割があります。
HTMLの表記でいうと、<title>ここにタイトルを表記</title>というコードになり、headタグ内に記述されています。基本的にはこの<title></title>で囲まれたテキストが、Googleなどの検索結果に表示されることになります。
この<title></title>の記述がなければタイトルは空白になってしまうかと言われるとそうではなく、本文から自動的に抽出されたテキストが表示されることになりますが、やはり作者の意図が伝わるようにするためには考え抜かれたタイトルが必要と言えます。
その考え抜かれたタイトルは、検索エンジンに対しては重要視したいキーワードを強調することができますし、検索ユーザーに対して魅力的なタイトルを付ければクリック率が上がる結果になるので、非常に重要。
とはいえ問題は、どうやってタイトルを付ければいいの?ってことですよね。
今回の記事内では、架空のカバン修理屋さんがタイトルを付けるという体で、具体的に考えていきましょう。ご自身の事業に当てはめて考えて頂けるよう、考え方も合わせてお伝えしていきます。
タイトルの具体的な付け方
まず、架空のカバン修理屋さんは、横浜市緑区に店舗があるリペアアローズというお店としましょう。(もちろん、これは架空の店舗で実在するわけではありません。)
リペアアローズが効果的なタイトルを付けるにあたって検討すべき項目が幾つかありますが、特に今回の内容では、
- キーワードの選定
- キーワードの記述場所
- タイトルの文字数
- キーワードを強調する方法
- タイトルの注意点
という5つのポイントに絞ってお話ししていきますね。まずはキーワードの選定から考えましょう。
どのキーワードで集客したいかを考える
キーワードを選定するためには、どのキーワードで集客したいかを考える必要があります。例えば、今回決めたリペアアローズのように、店舗でのビジネスを経営されているのであれば、「地域名+サービス名」のようなキーワードは非常に効果的です。
「横浜市 カバン修理」「緑区 カバン修理」などですね。
それと同時に、サービス名もどのキーワードが効果的かを検討する必要があります。つまり「カバン修理」が良いのか「バッグ修理」が良いのか等、どのキーワードが良く使われているのかという事です。
これに関しては、検索ボリュームを調べていくのが参考になります。例えば、aramakijake.jpというサービスがありますが、このサイトでは、そのキーワードで1位を取った時にどの程度の検索数を期待できるかを調べることができます。
今回のケースで調べると、カバン修理というキーワードではYahoo!で2,960、Googleで11,840。バッグ修理ではYahoo!で1,980、Googleで7,920という数字が出てきます。ちなみに、鞄修理と感じで調べると、Yahoo!で2,420、Googleで9,680と微妙に数字が変わります。
基本的には、一番検索ボリュームが多いところを狙っていきたいところですが、あくまでも参考数値ですので、細かくは実際に検索してみて判断するのが良いと思います。
今回は検索ボリュームと検索結果を踏まえて、「カバン修理」で行くことにしましょう。
その他に含ませたいキーワードとしては、クリック率を上げることに繋がるキーワードがあります。あなたの事業には何か強みはあるでしょうか?診断無料、納期が早い、創業が古い、〇〇万個販売、顧客数〇〇名など、打ち出せそうなものはタイトルに含める事ができます。
例えば、リペアアローズは強みとして専門店としてやっていること、見積を無料でやっていることを打ち出すことにします。そうするとキーワードが定まってきました。横浜市、緑区、カバン修理、専門店、見積無料、リペアアローズというキーワードです。これらを組み合わせてタイトルを付けていきます。
決めたキーワードはなるべく先頭に
決めたキーワードはなるべく先頭に置きたいと思いますが、ここでいうキーワードは検索されることを想定しているキーワードです。今回で言えば、横浜市、緑区、カバン修理という事になります。
これらを先頭に置き、「横浜市緑区のカバン修理専門店」。このワードをタイトルの先頭に使っていく事にしましょう。
文字数は30文字前後
タイトルの文字数で良く言われるのが28~32文字という制限です。検索結果に表示される文字数がその程度なので、それ以上の文字数は切られて表示されないので意味がない訳です。
28~32文字に足りなくても長くても上位表示できないという事ではありませんが、しっかりとタイトルが切られずに表示されていた方が見た目も良く、検索ユーザーにとって分かりやすいと言えます。
先ほど決めた「横浜市緑区のカバン修理専門店」というワードで14文字使用していますので、残り14~16文字で構成していきましょう。残るキーワードを使って「見積無料のリペアアローズ」というテキストはちょうど良さそうです。
強調するならカッコは効果的
文字数は使ってしまいますが、強調したい部分にはカッコを使用するのは効果的です。例えば、
《横浜市緑区のカバン修理専門店》見積無料のリペアアローズ
横浜市緑区のカバン修理専門店【見積無料のリペアアローズ】
などの使い方ですね。前半と後半、どちらを強調させるかは場合によりますが、多くの場合には店名よりも地名やサービス名の方が重要だったりするので前半部分をカッコ付けすると良さそうです。
この辺りは反応を見ながら変えていっても良いと思いますので、数か月単位で反応を見ながらテスト的に切り替えてみましょう。
スペースを入れず、キーワードの近接度も意識する
その他の注意点としては、タイトルにはスペースを入れないようにしましょう。余計な文字数を使ってしまう事になりますし、Googleに勝手に省略されてしまう事もあるからです。
キーワードの近接度も意識することは重要です。目的のキーワードをなるべく近くに設置するという事です。決めたキーワードはなるべく先頭に、と書きましたが、更に言うのであれば先頭かつキーワードを近づけて、という事になりますね。
ちなみに、キーワードの使用回数について聞かれることも多いですが、これに関しては経験上2回であれば使用しても問題ありません。しかし、同じキーワードを2回使用したからと言ってそれがGoogleから重要とみなされることもありませんし、検索ユーザーからすれば多少しつこい感じがするので、1回にとどめるのが無難です。
メタディスクリプションにもタイトルを入れよう
メタディスクリプションとは、検索結果に表示される説明文のことです。タイトルの下に記載されているテキストのことで、HTMLでいえば、<meta name=”description” content=”この部分にメタディスクリプションのテキストを書く”>という記述になります。
サイトやページの説明を120文字程度で入力していきますが、この先頭にはタイトルを入力していきましょう。リペアアローズの例で行くならば、
《横浜市緑区のカバン修理専門店》見積無料のリペアアローズです。弊社ではカバン修理だけでなく、革製品、布製品のリペアを行っております。お見積もりは無料にて行っておりますので…
といった感じで、先頭にタイトルをそのまま持ってくるわけですね。ディスクリプションの作成についても記事を書いておりますので、さらに知りたい方はこちらへどうぞ。
H1タグもタイトルと同じでOK
H1タグは見出しの中でも、一番の大見出しとなる部分です。ページの一番上の方、それこそヘッダーの上に表示させることをお勧めしているタグになりますが、ここにはタイトルと同じテキストを入力すると効果があります。
H1タグについての内容も別記事にてまとめてありますので、興味のある方はご確認ください。
titleタグが決まると他が決まる
ここまで考えたように、実はタイトルが決まると、SEO対策として重要な要素であるディスクリプションとH1も決まってきます。
そして、それはサイト全体の方向性も決める事になりますので、titleタグはとても重要なパーツであるという事がお分かりいただけると思います。
まとめ
今回の記事ではかなり具体的に手順を取り上げましたので、ご自身の事業にも取り入れて頂きやすいのではないでしょうか。
あまりタイトルについて深く考えていなかった、また、ディスクリプションやH1も適当に決めていたという状況であれば、その辺りを改善するだけでもSEO対策に効果があるかもしれません。
この記事を読んで改善できるポイントがあると思われるなら、是非タイトルを再検討なさってみてください!
質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!